2013年1月26日土曜日

OLからダイビングショップへ!英語は喋れなくても大丈夫??



こんにちは!セブタイです!

今回ははセブ・マクタン島のダイビングショップにて勤務されている、
柏志穂さんにインタビューしてきました!
初の女性です!(笑)
しかも今までインタビューしてきた方は英語を喋ることができる方ばかりでしたが、
今回はまた違った内容になっています!
これまでのインタビュー記事を読んで「結局英語ができなきゃダメなんじゃないの?」と思っていた方にこそ読んで欲しいです!!

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Profile

柏志穂
高校卒業後、日本のアパレルショップで販売員を経験。
その後司法書士事務所に勤め、退職後に各国を旅行して回る。
その途中でダイビングショップ・アクアスケープに就職し、今に至る。
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過去

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「英語はほとんど喋れない」

ーどちらの大学に通っておられましたか
↑柏さんとスタッフのフィリピン人たち



 私は勉強が好きではなかったので、大学には行きませんでした。
横浜にある高校を出て、その後はOLをやっていました。

ーどのような職業を経験してきたのですか?

 まず、高校を卒業してからはアパレル業界で働いていました。いわゆるショップ店員というヤツですね(笑)。お店に出勤して、お客様に服を売っていました。

ショップ店員をやっていたのは1年半ほどでした。もともとスーツを着て仕事をするOLに憧れていたので、たまたま募集があった司法書士事務所で事務の仕事をはじめました。

ー司法書士ですか!法律の資格を取っていたり、もともと法律に関する知識はあったんですか?

 いえ、まったく(笑)。私がしていたのはあくまで事務作業だったので。その後は5年間司法書士事務所で務めましたが、会社都合で退職しました

ーなるほど、セブに来たのはいつでしたか?

 セブに来たのは26才の頃ですね。ちょうど司法書士事務所の仕事を辞めた後だったと思います。

ー他に海外に行ったことはありますか?

 グアムやサイパン、バリ、韓国に行ったことがあります。海外旅行なんて興味なかったのですが、友人の結婚式でグアムに行ったのが始まりで、すっかり海外旅行の虜になってしまいました。自分の生活に無いものを知るというのが、ここまで楽しいとは思ってもなかったです!

ーそれは羨ましいです!しかし、どうやってアクアスケープに就職したんですか?

 サイパンにアクアスケープの本店があって、最初はお客さんとして通っていたんです。でも、その内ここで働きたいと思うようになり、オーナーに頼んでみたんです。

ーそれが何故セブで働くことになったのでしょう?

 当時オーナーが、「アメリカでは就労ビザを取るのは難しいし、今度セブに支店を開くから、そっちで働いてくれない?」って(笑)。それでセブに来ました。だからセブに来たのは偶然ですね。

ーセブに対してどのような第一印象を抱かれましたか。

柏 やっぱり最初は怖かったですね。治安もそんなに良くないと聞いていたので。でも、来てみると実際はそんなことはないです。ここに住んでる皆さんも仰ってることですが、夜に小道や繁華街に入らなければ、安全だと思いますね。

ーそれは僕も実感しますね。ところで、柏さんは英語は喋れますか?

 英語はほとんど喋れないですね。こっち来て少しは喋れるようになりましたが、英語よりもビサヤ語(セブで話されている現地語)の方が喋れるかもしれません(笑)。

ーそれは驚きですね!今まで英語を喋ることができる人しか会ってこなかったので……

現在

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最終的には友達として、家族として仕事を頼むというスタイルに落ち着きました。


ー現在の仕事内容をお教えください。

 主にファンダイビングのガイドやライセンス講習の仕事をしています。他にもお客様と一緒に船に乗って行って、ツアーのコンダクターのようなこともしています。

ー幅広い仕事内容ですね!セブやマクタン島(セブ島に隣接するリゾートエリア)の海の魅力を教えて下さい。

柏 マクタンの海がメインになるんですが、やはり魚が多いことですね。生態系が豊かで、ダイビングの経験がある方でも楽しんで頂けるかと思います。政府がマクタン島周辺の海を「フィッシュ・サンクチュアリ」という魚の保護区に指定していて、その周辺では漁業が禁止されているので、生態系が豊かなんです。フィッシュ・サンクチュアリまでダイビングに行けるのはダイビングショップならではの魅力ですね。

ーリゾートホテルに行くだけではダイビングはできないですからね……ダイビングショップは何人ほどで運営されているんですか?

柏 9名ほどですね。オーナーはサイパンとセブを行ったり来たりなので、常勤の日本人は2人です。フィリピン人のスタッフは7人いて、彼らのマネジメントやダイビングショップの運営は日本人がやっています。

ーなるほど。マネジメントの点で注意していることや、秘訣はありますか?

 まず、違う国に稼がせてもらいに来てるのだから、現地の人や文化、慣習への理解が必要ですね。最初は日本式のやり方を教え込もうとしていたんですが、全然上手く行かなくて(笑)。あとはポジション取りをどうするか、ということですね。

ー「フィリピンへの理解」というのは色んな方も仰っていますが、ポジション取りというのは初めて聞きました!具体的に教えていただけますか?

 私はポジション的には本来、フィリピン人のスタッフ達をマネジメントする側なのですが、女性なのもあって結構なめられがちだったんですね。だから、最初は上司としての威厳を持とうとボスらしく振舞おうとしてたんですが、上手く行きませんでした。

スタッフは上司が2人いる状況というか、中間管理職のいる仕組みをなかなか理解してくれなかったんですよね(笑)。最終的には友達として、家族として仕事を頼むというスタイルに落ち着きました。

ー皆さん悩んでおられますね……ところで、給与や福利厚生などをお伺いしてもよろしいですか?

 詳しく言うのは難しいんですが、フィリピン基準の給料をもらっています。あと、会社がアパートは借りてくれていますよ!

ー毎日どのようなスケジュールで過ごしてらっしゃいますか。日課などをお教えください。

 勤務時間は、お客さんがいる時は7時から18時くらいまで働いていますね。意外と長く働いているように感じますが、楽しいですし海にいる時間も多いので楽しいですね。オフは友人やスタッフ達と遊びに行ったりしています。天気をチェックするのも日課です!天候はダイビングにとってすごく重要なので!

ーありがとうございます。こちらに来て感じたギャップなどはありますか?

 そうですね、こちらに来て日本人と話すことが無くて寂しいんだろうなあって思ってたんですが、意外とセブには日本人が多くて安心してます。セブで働く20代の会などの集まりもあり、予想以上に日本人のコミュニティが心強くて助かっています

将来

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実際に海外に来てみると敷居はそこまで高くない


ー今後もセブに滞在する予定はありますか?
↑柏さん

 就労ビザを2年とっているので、後1年はセブで過ごします。


ーセブでの仕事の目標をお教えください

 ダイビングに関して言いますと、お客様に合わせた楽しみを提供することですね。ダイビングって本当に楽しみ方は人それぞれなんですよ。魚を見るのが好きな方も、写真を撮るのが好きな方もいらっしゃいますし、水中でも陸上でも楽しんでもらいたいですね。

ダイビングの仕事をずっと続けていくかどうかはまだわかりませんが、今後独立するにしても、別の仕事でビジネスをやっていくにしても、セブは着眼点の多い土地だと思うので。

ーその数多い着眼点で、柏さんが1番驚いた着眼点を教えていただけますか?

 何に対してもポテンシャルがあるところですね。手先も器用ですし、頭もいいです。ボートのエンジンやバイクにしろ何から何まで自分で直してしまいます。しかし、この国の人たちは積極的に働こうとしないんですよね(笑)。

ー外国人がマネジメントするという形が多いのも納得した気がしますね。最後に学生やセブで働きたい方へメッセージをお願いします!

 私は勉強が嫌いでしたが、やっておけばよかったと思うことが多々ありますね。学生さんは勉強をしっかりして欲しいです。また、勉強以上に大切な経験も沢山あると思うので、勿論勉強だけでなく出来る内に出来る事をやって欲しいです。

セブで働きたい方へ伝えたいのは、「実際に海外に来てみると敷居はそこまで高くない」ということです。私も英語が喋れないなりに働き、生活できています!現地に溶け込もうとし、理解しようという気持ちがあれば生活に苦はないです。どんどん出て行ってもらいたいです!

ー海外に行くというだけでハードルが上がりそうですが、実際はそんなことないですね!
今日はお話頂きありがとうございました!

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今回のインタビュー記事ははいかがでしたか?
海外労働のハードルは皆さんが感じているより低いので、思い切って飛び出してしまうのも手ですね!
海外では日本人のコミュニティというのが年々強くなってきているので、強力なバックアップを得られると思います!

では次回をお楽しみに!


2013年1月5日土曜日

PENTAX工場見学&青年海外協力隊から就職!

こんにちは。セブタイです!

先日、あの超有名カメラメーカーのPENTAXさんの工場を見学させていただきました!

PENTAXの工場がある「MEPZ」という経済特区のお話なども絡めて記事にしたいと思います!
これを見て日本の企業の方が、フィリピンに工場を作ることを検討してくださったら嬉しいなあ。。。と思ったり(笑)
また、工場の管理者として、現地採用されるという道も見てきました!
それでは御覧ください!



「MEPZ」とは? 


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↑工場内のバスケットコート

 セブにはいくつか経済特区があるのですが、その中でもPENTAXの工場が位置するMEPZ(めぷざ)とは「輸出加工区」であり、MEPZ1からMEPZ3まであり、現在MEPZ4を開発中だそうです。これらMEPZの7割は日本企業の工場が占めています。


 輸出加工区という文字通り、MEPZは外資系企業の製品加工工場のためにあるもので、加工された製品は一般の方には売ることができず、輸出以外の目的で製品を作ることができなくなっています。



「MEPZ」のメリットとは? 

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 この輸出加工区内では、原材料を輸入する際や、完成した製品を輸出する際の関税は免除されます。さらに、フィリピンで他の企業が生産していない品目を生産する際は、法人税まで免除されてしまいます!。

 また、驚くべきことにMEPZ内の1日の最低賃金は327ペソ(約700円)なのです。1日です。1時間じゃないです。昔から、外国で作ったものを日本に持ち込んで普通に売っても利益が出てしまうことが信じられませんでしたが納得です。このような安い人件費で英語が通じる手先が器用な人たちを雇えてしまうという……

 空港や港が近いのも大きなメリットだそうです!MEPZの近くにはマクタン国際空港があり、朝方に送った部品が夜には届いてしまうのです。部品が素早く届くというのは、生産のスピード向上だけでなく、在庫や流通のマネジメントの観点からしても素晴らしい利点です。セブの空港が適度に小さいことや、フィリピンが反日感情を持っていないことが、空港の細やかな対応や税関の通過を早くすることにつながっているのです。


PENTAXの場合 

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 PENTAXは1300人ものフィリピン人を雇っています。製造部門は1000人ほどで、品質管理や進捗状況もフィリピン人が積極的に関れわる体制作りし、日本人駐在員は日夜フィリピン人従業員の指導に励んでいます。
 ちなみに男女比は男:女=4:6だそうです。フィリピン人は女の人が頑張ってる姿を僕もよく見るので納得の男女比。
 
 工場内部は撮影不可だそうで、代わりにスケッチを取りました。しかし、残念ながら僕の絵が下手でブログに載せられませんでした。いつも陽気なフィリピン人が宇宙服のような作業着で黙々と仕事をしている光景には驚かされました!

 この工場では主にカメラのボディを作っています。PENTAX製品のカラーバリエーションの根幹ですね。交換レンズはベトナムで作り、フィリピンで組み立てた上で日本に輸出しています。
 また、フィリピンで一眼レフカメラをつくっているのはPENTAXだけだそうです!高額技術や一眼レフカメラは日本企業の独壇場だそうです。恐るべし日本。そしてフィリピン。
 
 工場見学はこれからも歓迎するとのことです!フィリピンに留学しにくる方はぜひ!


案内してくださった黒田さんのキャリア

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↑社員食堂
 工場見学当日は現地で工場のマネジメントを担当されている黒田さんが案内してくださいました!
 インタビューはどうしても受けることができないとのことでしたが、「少しだけなら」ということでお話を聞かせて頂きました!ありがとうございました!

 黒田さんは現在38歳で日本でサラリーマンをしていたのですが、海外で就労に憧れてその時働いていた会社を退職されたそうです。その後、青年海外協力隊で2003年にフィリピンで活動を開始。協力隊の任期が終了した後に、PENTAXのセブ工場に就職したそうです。現地を熟知したからこそ、現地工場のマネジメントが務まるのでしょうね。
 先日の記事でセブ市がJICA(青年海外協力隊)の協力を得ていると紹介したように、各国に協力している青年海外協力隊に参加し、派遣先の国を熟知した後に就職するという道もあるかもしれないですね!




いかがでしたか?日本のメーカーで働くことは考えていても、その海外工場で働くことは考えていなかった学生さんなど多いのではないでしょうか。それにしても、青年海外協力隊から現地就職なんて道もあるなんて、この世には山ほどキャリアがありますね……
海外に行った時は観光だけでなく、工場見学も面白いですよ!

次回は完全にインタビューメインの記事(の予定)です!海外で普通に働くにはどうすればいいのか。そういった中々出てこない情報を届けたいと思います!
お楽しみに!




2013年1月3日木曜日

インタビュー記事:外交官から見るセブ

こんにちは。セブタイです!
結構期間を開けてしまいましたが、どんどん記事を公開していこうと思います!

インタビューの第二弾はセブ島の領事館で働いておられる秦さんです!
正式な名称は「在フィリピン日本国大使館セブ出張駐在官事務所」で、セブの中心地と言われるAyalaの近くのオフィスビルにあります。
トラブルにあった方など、訪れたことのある人は多いのではないでしょうか(多くないほうがいいんですが…)
当初の予定では1時間ほどのインタビューだったのですが、2時間もお話させて頂きました!


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Profile

秦義昭
中央大学を卒業後、外務省に入省。
その後、オーストラリア・シドニーやスリランカ、アメリカ・ロサンゼルス、台湾、イエメン、ロシア・モスクワ、セブなどの国々に外交官として滞在。
短期滞在も含めると行ったことのある国は70ヶ国を超える。
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秦領事殿、本当にありがとうございました。
「外交官」としてセブで働くこと、セブで働くときに重要なことなどを沢山お教え頂きました!
前置きが長くなりましたが、それではどうぞ!

過去について

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「仕事を通じて英語を話せるようになった」


ーどちらの大学に通っておられましたか
↑秦領事
秦 中央大学に通っていました。

ー英語は学生時代はどの程度話すことができましたか


秦 英語に関心ってものはあったんだけどね(笑) 話すことはほとんどできませんでしたよ。今は日本語と英語を主に使っていて、台湾に勤務していたこともあり、日常会話レベルなら中国語も多少喋ることができます。

ーどのように英語が喋れるようになりましたか


秦 僕の場合は仕事を通じて得た経験というのが大きいかな。仕事上、色々な国へ行って色んな国の人と仕事をしますので。英語はロサンゼルスに仕事で行った時にだいぶ勉強しましたね

ーセブで働くことになった経緯やきっかけは何でしょうか

秦 外交官というのは勤務先を好き勝手選んで、自分の行きたい国に行けるわけではありませんので、本当に偶然ですね。異動する人の能力や各国の情勢、ニーズなどを外務省の人事当局が見極めた上で異動先を決めています。経験で言うと、勤務地の約半分は自然環境などの悪い国や地域で、それ以外は自然環境などの良い国だったりしますね。また、それぞれの国には平均で3年ほど務めることになります。

ー異動先は向き、不向きを考慮した上で平等になるよう決められているんですね。その中で偶然配属されました、セブに対してはどのような第一印象を抱かれましたか?

秦 まず感じたのは人が明るいということですね。あと、気候も暑くて自分に向いていると思いました。そして私は海が好きだから、何から何まで好印象だったね。でも、貧富の差とかを目の当たりにすると、「貧しい中でも頑張って生きている人がいるんだ」と思えて、セブでの仕事もできる限り頑張ろうと思います。


現在について

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「セブ市は横浜市とJICAの協力を得て環境問題に取り組んでいる



ー現在の仕事内容をお教えください。


↑ ジャパン・フェスティバル(2012年8月)の感謝状と盾
秦 セブ州他、管轄の地域にいる日本人の安心・安全確保や、邦人社会・セブ側・官・財・文化人などとの各種交流等が主な仕事です。最近だと語学学校をやっている皆さんに集まっていただいて、地震や台風がきた場合や生徒さんが犯罪に巻き込まれた場合の対処法などを共有しています。日本の語学留学生が増加傾向にあるため、安全対策は全語学学校共通の利益です。

ーなぜ「語学学校の生徒」の安全対策を強化しているのですか?他にもセブにいる邦人はたくさんいらっしゃると思うのですが…

秦 セブには約三千名弱の日本人が在住していて、そのような組織などに属している方々の安全対策は第一義的にはそちらにお願いしています。しかし、犯罪や事故に巻き込まれた時、留学生には頼る組織がないからです。

ーなるほど。こちらに在住している方には日本人会や商工会がありますからね。先ほど語学留学生の数が増えているとのことですが、やはりセブに来られる日本人は全体でも増えてきているのでしょうか

秦 急速に増えてきていますね。旅行者は昨年の16万人に比べ、26%増え20万人に達する見通しで、どんどん増加していく傾向にありますね。

ーなぜ日本人が増えてきているのでしょうか。

秦 時節柄、中国と韓国への観光客が減少していることと、セブへの語学留学生の増加などが主な要因でしょうね。また、日本から4時間ほどで来ることができる手軽さというのも要因の1つでしょう。セブはダイビングスポットとして世界的に有名ですし観光資源も豊富なので、ぜひ多くの方に来て頂きたいですね。

ーそれらに伴ってビジネスの熱も高まってきていると思うのですが、いかがでしょうか

 セブには150社ほど、その中でも経済特区には90社ほどの日本企業がありますからね。常石造船、ミツミ、太陽誘電、PENTAX、TAMIYAなど、多くの企業がこちらに工場を置いています。手先が器用で優秀な人材も多く、比較的自然災害が少ない、人件費が安いといった利点があげられます

ーなるほど、ということはこれからは単純に工場が増えるだけでなく、他の地域からの移転もありそうですね。

 はい。タイにあった日本企業の工場が、大洪水の影響を受けてほとんど操業できなかったのは記憶に新しいと思いますが、それらの企業がリスク分散を目的として、今フィリピンに工場を物色しているとの話も聞いています

ー先日はかなり大きい台風がありましたが、確かにほとんどの台風はセブの北側や東側を通過していくのでほとんど影響がないですよね。セブの環境問題への対応はどうですか。

 セブ市は横浜市とJICAの協力を得て環境問題に取り組んでいるんですよ。セブと横浜は工業港があったり、急速な都市化が進み人口集中が起こったという点で、すごく似ていると思うんです。横浜市の持つ上下水道や大気汚染を改善するノウハウを活かして、セブの問題を解決しようということです。

ー確かに、セブの上下水道や大気汚染は深刻ですし、素晴らしい取り組みだと思います。


将来について

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国際交流マインドを持って欲しい


ー今後もセブに滞在する予定はありますか

 任期が続く限りはここで仕事をしたいですね。

ーそうですか。これからもお世話になると思うのでよろしくお願いいたします。セブでのお仕事の目標などはありますか?


 日本人が安全にセブに滞在したり、気軽に観光でセブに来れるよう安全対策を強化していくことですね。これはセブ側当局も対応しますので、より緊密に連携していきます。


ー学生へメッセージをお願いします


秦 大きな夢を持って視野を広げて、人間を大きくして欲しい。どんどん海外へ出ていって、自分の能力を試して磨いていって欲しいと思います。日本の英語力を今以上にあげることにも大いに賛成です。どんどん勉強して能力をつけて、それを試して欲しいですね。


ーセブで働きたい人へメッセージをお願いします 

秦 基本的には、先程学生さんへ向けて言った言葉と同じですね。自分の行動に責任をもって1人1人が日本人の代表なのだと意識してほしい。そして何かビジネスをやるのなら、単なるビジネスの場としてフィリピンを見るのではなく、フィリピンの全体像に目をつけてください。

ーそれは何故ですか?

 ビジネスを通じて現地の方々と融和することが大事だからです。こちらの文化や生活、問題に関心を持ち、コミュニティ活動にも参加するなど国際交流マインドを持って欲しいですね。

ーなるほど。ただ条件が良いからと言って、フィリピンのことを理解せずにビジネスを初めるのは良くないですね。実際に日本企業はどのように地域貢献しているのでしょうか。

 まず日本企業がこちらに工場を作ること自体が、かなり大きな雇用の創出という役割を果たしています。一万人以上ものフィリピンを雇用している企業もいくつかあると聞いています。また、工場を置いている地域の近くに学校を作った企業もありますし、その他の企業もかなりボランティア活動に力を入れているようです。

ーこちらに工場を作る、というのは現地の方にとっても嬉しいことなのですね。

というわけで、今回はセブの秦領事でした!ご覧いただきありがとうございました!
今回はキャリアよりもセブの状況というものにスポットを当てて記事を書いてみました。
次回は単なるインタビューではない記事を書くかも…?!
お楽しみに!

ライター @UnderwoodP


2012年11月29日木曜日

インタビュー記事:日本のサラリーマンからセブで医療マネージャー、翻訳、営業へ


こんにちは。セブタイです。

セブドクターズホスピタルなどの病院と提携されている、
ジャパニーズヘルプデスクの山崎弘宣様にお話をお伺いして来ました!
2時間のロングインタビューですので、どうしても記事が長くなってしまいました。。。
山崎さん、本当にありがとうございました!

「過去」…学生時代どんなことをしたか、日本のサラリーマン時代のこと
「現在」…待遇やジャパニーズヘルプデスクの仕組みについて
「将来」…キャリアアップについて、大学生に伝えたいこと
というふうに展開します。
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Profile

山崎弘宣
大学時代はボクシングに打ち込み、旅行で訪れた海外に刺激され旅行代理店へ就職。
就職した阪急交通社にて8年間は国内旅行の営業を、5年間は国外旅行の営業を経験。
同社を退職後、宝飾品店にて営業として1年勤務。
その後、以前より持っていた海外志向から、語学留学することを決意。
2年間の内にシドニー、セブ、ニューヨークなどの語学学校や、セブのサンカルロス大学へ留学。TOEICのスコアは900点。
the Blue ground Inc. に入社し、セブ地域のジャパニーズヘルプデスク(以後JHD)をマネジメントし、同時に通訳や営業も精力的に行なっている。なんと彼の営業のおかげで患者様の来院数は以前と比べて20倍以上になったそうです。
セブについてのブログも連載中。
Hiroの海外生活 セブ島日記
ジャパニーズヘルプデスク
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「過去」について

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「海外志向はそこまで強くなかった」

ー山崎さんの大学時代はどのようなものでしたか。

↑山崎さん JHDオフィスにて
山崎  僕は関西大学の経営学部の学生で、ゼミは貿易に関するゼミでした。そこで主に南北問題(北半球と南半球の経済格差の問題)を学んでいました。

ー貿易に関するゼミに所属していたということですが、海外に出て働きたいという気持ちは学生時代からあったのですか?また、当時英語は喋ることができましたか?

山崎 海外志向は漠然とあっただけで、そこまで強くはなかったです。英語もまったく喋れない学生時代でした。もちろん大学に入るときに受験勉強はしたので、文法や語彙などはそれなりにありましたが、聞くことも喋ることもまったくできませんでした。

ー課外活動などは行なっていましたか?

山崎 高校時代からずっとやっていたボクシングを大学でも続けていました。大学二年の時に大学対抗のリーグ戦で新人王もとったことがあるほど熱中していました。今も趣味でジムに通いボクシングは続けています。また、家庭が裕福ではない上に放任主義だったのもあり、アルバイトに明け暮れていました。家庭教師や日雇いの清掃、ファミレスのウェイターなど様々なアルバイトを経験しました。学費はそれらのバイト代から捻出していましたね。

ーなるほど、苦学生だったのですね。卒業後、阪急交通社に就職されたそうですが、それまでの経緯をお教えいただけますでしょうか?

山崎 僕は1年留年して、5年で大学を卒業したんですね。それは何故かというと、就職先を決め直したからです。4年の時に決まっていた就職先はネームバリューだけで決めてしまったので、自分のやりたいことができないと思ったのです。結局その後は内定を辞退し、5年生で再び就職活動をしました。その時に阪急交通社から、無事内定をいただきました。

ーなぜ阪急交通社に就職しようと思ったのですか。

山崎 海外旅行でアメリカ、メキシコ、コスタリカを訪れたのがきっかけですね。今まで知らなかった土地の生活に触れ、海外と関わりのある仕事をしたいと思うようになりました。また、就活中に同期が既に阪急交通社でイキイキと働いている様子を見て、次第に惹かれていきました。

ーそれで旅行代理店である阪急交通社に就職されたのですね。ちなみに大学をご卒業された時、就職するという道以外に他の選択肢はありましたか。

山崎 まったく考えてなかったですね。プロボクサーにならないか、と色々なジムに誘われたりもしましたが、プロボクサーの先輩たちが中々食べていけないのを間近で見ていたので、自分にはこんな不安定で厳しい生活は無理だと思い、断ってしまいました。

ー海外と関わりのある仕事をしたいと仰っていましたが、阪急交通社では最初に国内旅行の営業に配属されたそうですね。その点について、やはり理想と現実のギャップはあったのですか?

山崎 もちろんありました。もともと海外旅行を取り扱う営業をしたいと考えていたので、早く希望の部署に行きたいと願っていました。しかし、会社が大きい組織であればあるほど、希望通りの部署に行けないのも常です。だから、まずは配属になった国内旅行の営業で結果を出そうと思いました。また、数字(ノルマ)を上げられないと発言権がないので、なんにせよ結果を出すしかなかったですね。これも組織が大きければ大きいほど、どこも同じだと思います。

ー阪急交通社にいた時に営業で得た哲学などはありますか?

山崎 「いい商品を提供しなければ売れない」ということでしょうか。その場限りで無理やり商品を売ることはできますが、お客様だけでなく他の取引先や仕入先との関係を長期的に考えたら、やはり良くないです。自分だけが勝つのではなく、お互いが得をする関係を作る。常に取引先や仕入先とのコミュニケーションをきちんととり、「良い商品を教えてもらう」のが大事だと思います。

ーなるほど。これから営業をする学生のみなさんは要チェックですね!
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「海外の人と喋りたい」

ー阪急交通社では仕事も順調で海外旅行を取り扱う部署に配属もされ、まさに順風満帆だったと思うのですが、なぜ仕事を辞め語学学校へ入ったのですか?

山崎 海外志向が自分の中でより大きくなってきたのと、タイミングが良かったからですね。もともと阪急交通社で働いてる時、英語はまったく喋れない上に話せないままでした。しかし、旅行で同行してもらう添乗員さんや通訳さんが、英語を使い活躍している姿を間近で見て、次第に「自分も海外の人と喋りたい」という憧れを抱くようになっていきました。その時期に離婚したことも要因の1つですね。そういう面では身軽になれたので、海外に行くチャンスだと思うようにしました。

山崎 仕事を辞めたのは、単純に、それくらい英語の勉強に身をいれないと英語が身につかないと思ったからです。留学だって働きながらではできませんからね。最近は短期からできるセブでの留学とか流行っていますが。そんなわけで退職して2年間のうちにシドニー、セブ、ニューヨークへ留学し、最後にはまたセブへ留学しました。

ーなぜそんなに学校を転々としていたのですか?入学金や渡航費を考えたら1つの学校に留まるほうが経済的だと思うのですが…

山崎 失業保険が降りないからです(笑)失業保険を受け取るためには月に1度はハローワークへ行かなければならないんですよ。だから、最初に行ったシドニーは3週間で、次に行ったセブは4週間で帰ってきていました。

ーなるほど、退職して一念発起、英語を極めてやろう!!というサラリーマンの方には貴重な情報ですね!英語ができるようになったと実感したのはいつ頃ですか?

山崎 分野ごとに異なりますね。僕はニューヨークのすごいスピードの英語を聞いてる内に、リスニングができるようになりました。スピーキングは最後に通ったセブのサンカルロス大学でようやくできるようになりました。ニューヨークなどよりセブのほうがマンツーマンの授業があるので、スピーキングを伸ばすのに最適なんですね。だから僕は最後にセブに戻ってきたのです。
 
ーセブで働こうと決めたのは何故ですか?

山崎 それは…在学中にできたフィリピーナ嫁を残して日本に戻ることはできなかったからです。これも一種の成り行きかもしれませんね。

ーそれでは、最初からセブで働くつもりはなかったのですか?(笑)

山崎 やだよ!給料低いし!もともと僕は日本で働くつもりだったんですよ。

ーそれがなぜJHDに働くことになったのですか?

山崎 それも偶然というか、タイミングですね。たまたま僕がサンカルロス大で第2セメスターを修了した時に募集されていたのに応募して…今に至ります。

「現在」について

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「医療関係の知識はまったくなかったですね」

ー「過去」についてお話いただきありがとうございました。それでは山崎さんの現在についてお伺いしたいと思います。JHDでは一体どのような仕事をなさっているのですか?

山崎 主な仕事は日本人の患者さんとフィリピン人の医師の通訳や医師選びのお手伝いですね。その他にはJHDで事務作業をしてくれるフィリピン人スタッフのマネジメント、日本企業や語学学校への営業もやっています。

ー医師と患者さんとの通訳といったら、医療関係の専門的な用語や表現、知識も必要になってきますよね。過去に医療系の業種との関わりや、それらについて学ぶ機会はあったのですか?

山崎 まったくなかったですね(笑)それでも覚えざるを得なかったんで、必死に単語帳を作って覚えました。当時まだ就任したてのフィリピン人の医師に協力してもらって、必死に知識を身につけました。努力、努力、努力です。今や看護師さんやお医者さん程度には知識があるんじゃないでしょうか(笑)

ー医師選びのお手伝いというのはどういうことなのでしょうか?

山崎 JHDが提携しているセブドクの医師の給料っていうのは、病院から払われているのではなく、出来高制なんですね。セブドクは場所を貸しているだけで医師たちは開業医みたいなものなんです。だから、医師は自分が儲けようと、値段の高い投薬をしようとしたり手術や入院を積極的に勧めるんですよ。そういう悪徳な医師は、決して少なくありません。そういった医師を避け、より適切な治療を受けて頂くお手伝いをするというのが僕の仕事です。

ー患者さんの病状と医学の知識、加えて医師たちを良く理解していないと務まらない仕事ですね。ちなみに、どのような患者さんが一番多いのですか?

山崎 ほとんどは日系企業から出向されている方、こちらで起業された方、長期滞在する語学学校の生徒さんですかね。

ーてっきり旅行者の方がほとんどなのかと思っていました。

山崎 いえ、旅行者の患者さんは少ないですね。何故かというと、滞在期間が短いため、少しの腹痛や風邪なら我慢して病院にはかからないからです。僕達JHDが保険会社と代理でやりとりをするため、患者さんは保険金の申請などの手間をかけず、キャッシュレスで診察を受けられるため、ぜひ遠慮せず来ていただきたいです。

ー面倒な保険の書類などを整えなくて良いのはすごい便利です!いつもお世話になってます(笑)ところで、お聞きするのは失礼かもしれませんが、給料は日本の給料を基準としてるのですか?

山崎 詳しい数字は言えませんが、日本基準というよりは、どちらかと言うと現地基準の金額をもらっています。

ーやはり現地採用の方には現地基準の給料が支払われるんですね。休日の数や福利厚生などはどのようになっているんでしょうか?

山崎 休みは週に1日ですね。本当はもっとあるのですが、フィリピン人はマネジメントしてあげないと全く働かないので結果的に出勤することになってしまいます。ですが、日本の患者さんに適切な治療を受けていただきたので、当然のことだとも思っています。風邪を引いても休まず、入院しても出勤しましたよ(笑)

山崎 福利厚生もほとんど無いですね。保険とかそういうものがこの国では無いので。日本って素晴らしい国だなと思いましたね(笑) 日本という国や日本企業がどれほど多くのお金を従業員に費やしてるのか実感しました。

ーそういう意味でも、やはり現地採用と出向された人との差は大きいのですね。

山崎 そうですね。大きいと思います。ただ単純に海外で働きたいということでしたら、日本企業から出向されるほうが良いと思います。もちろん現地採用の給料でも、物価が日本より安い場合が多いので十分やっていけますが。

ーありがとうございました。では、将来についてお伺いしていきます。

「将来」について


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「語学学校をやれたらなあって」

ー山崎さんにはどのような将来像がありますか?

山崎 実はあまり考えてないんですよ(笑)とりあえず、来年の4月には日本に戻って働きたいな、と思っています。営業と英語を活かせる職がいいですね。日本でお金を稼いだあとは、セブに家を買って、将来的には語学学校をやれたらなあって思っています。フィリピンでは、外国人は土地の売買ができないのですが、その点僕はフィリピーナの嫁がいるので問題はありませんし、チャレンジしたいと思っています。

ー最後に、学生に一言お願いします!

山崎 就活とか厳しいと思いますが頑張ってください。学生の内に長期的な旅行をし、教養を深めてくださいね。あとは大学の先生を積極的に利用してください。あと就活では、イメージだけで企業を選ぶのではなく四季報など見てしっかり選びましょう!離職率が高い会社は…あまりオススメしないです(笑)

山崎 あとセブに働きに来る方へ。フィリピン人をマネジメントするのは難しいです!フィリピン人をうまく扱えなくてノイローゼになり帰国される方もいらっしゃいます。予めミスを覚悟して、根気よく管理、指導してあげてください。以上です!

ーありがとうございました!今回のインタビューはセブドクターズホスピタル・ジャパニーズヘルプデスクの山崎弘宣さんでした!次回をお楽しみに!!



2012年11月18日日曜日

ブログについて

こんにちは。
「セブで唯一ネクタイをしている日本人大学生」セブタイです。
アクセスしてくださり、ありがとうございます。

当ブログの最初の記事ということで、まずは自己紹介からいきたいと思います。
次にブログの理念や理由、協同記者の募集など…と続いていきます。

↑現地で買ったネクタイ

・自己紹介
ブログに限ってセブタイと名乗っていきます。
現在フィリピンのセブ島に英語を勉強したりインターンに参加しに来ています。
また、海外労働というものを知りたくてここに来ました。

・ブログの理念
このブログが掲げる理念は
「セブで働いている人たちのキャリアについてインタビューし、
それを伝えることで海外労働というものを身近にする」
というものです。

なぜそのようなブログを作ろうと思ったか?
それは、「海外労働の情報が極めて少ない」と感じたからです。
一部の起業家や、卓越した能力を持つ人達の海外労働情報は溢れかえっているのですが、
もっと敷居が低い人への情報は少ないのが現状です。
そこで、海外で就職した人の「過去」「現在」「将来」という3つの大きな柱についてインタビューし、
公開していくことで海外労働をよりオープンなものにしていきたいのです。

では、その3つの柱「過去」「現在」「将来」とは具体的に何か?

「過去」とは今まで築いてきたキャリアを指します。
その人がどのような学生で、どんな考えを持っていて、どのようなテクニックを積み上げてきて、どのようにして今に至るのか、といったことです。
これを知れば、将来海外労働を望む人が取るべき方法が自ずとわかるはずです。

そして「現在」
これは給料や福利厚生などの待遇、理想と現実のギャップや現地の実情を指します。
例えば、アルバイトをする前に時給がいくらかわからないまま申し込む人はまずいないでしょう。
それと同じように、実際に海外で働いた場合どのような生活が待ち受けているのかが不透明なままでは、誰も海外へトライしようとはしないでしょう。
この「現在」を明らかにすることで初めて、海外労働を選択肢として加えることができます。

最後に「将来」です。
海外で労働した後は一体どのような選択肢があるのか。
一生そこで働くのか、他の国で同じ仕事をするのか、違う業種へ移っていくのか。
といったことが「将来」の内容です。
職業に将来性がなければ就職しようとは思いませんよね。
これも「現在」と同じく、海外労働を選択肢として加えるため必要なトピックだと考えています。

以上のように、僕は「セブで働いている人たちのキャリアについてインタビューし、
それを伝えることで海外労働というものを身近にする」という理念を、
「過去」「現在」「将来」という3つの柱を働いておられる方にお伺いし、
公表していくことで実現していきます。

この理念に賛同してくださり、インタビューを受けてくださる方はぜひご連絡ください!
よろしくお願いいたします。

・協同ライター・スタッフの募集
僕はインターンとして3月末までセブにいます。
そのため、どうしてもインタビューできるのはセブ、
もしくはマニラ程度の地域に収まってしまいます。
なので、世界各国から情報を集めるため、
僕と同じようにインタビューしてくださるライターや
写真を撮ってくださるカメラマンの方を募集いたします!
年齢や性別は不問です。ただ好奇心や積極性のある方を募集します!
ネクタイ好きならなおのこと良いです(笑)

僕、セブタイの他にアメタイ(アメリカネクタイ)や
シンタイ(シンガポールネクタイ)という記者が現れるのをお待ちしております!
応募される方はお手数ですが僕までご連絡ください。

また、お問い合わせも受け付けております。

長い記事となってしまいましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
今後もよろしくお願いいたします!